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Paperback - バージョン1.0

はじめに

Paperbackは、電子書籍、文書、オーディオブックのための、軽量で高速、アクセシブルなリーダーです。気軽に読書する人からヘビーユーザーまで、あらゆる人のために作られています。スクリーンリーダーでのアクセシビリティ、動作の速さ、余計なものを詰め込まない使い心地を重視して設計しています。

動作環境

Paperbackは、Windows 10/11、ARM版macOSの新しいバージョンすべて、Linux、iOS 17以降、Android 7以降で動作します。iOS版とAndroid版はApp StoreとGoogle Playで公開しています。

特徴

スクリーンリーダーとの互換性

Paperbackは主要なスクリーンリーダーで問題なく動作します。ただし、JAWSのユーザーには既知の問題が2つあります。

JAWSと点字ディスプレイ

JAWSで点字ディスプレイを使っている場合、長い段落をディスプレイの操作キーでスクロールしていくと、途中で切れてしまうことがあります。現在の段落を読むコマンドも同様です。これはPaperback自体の問題ではなく、RICHEDIT50Wテキストコントロールの扱いに関するJAWSの不具合です。そして、オープンソースソフトウェアの問題報告に対するVisperoの熱心さを考えれば無理もないことですが、修正の手がかりが見つかるまでにかなりの時間がかかりました。

数か月待った末にJAWSのディスカッショングループで判明した回避策は、paperback.jcfを編集して「点字出力とパン」を「DOMが利用可能であれば使用する」に設定することです。あわせて「テキストを段落ごとに移動」も有効にしてください。そうしないと、表示が先に進まず、現在の段落にとどまったままになります。両方を設定すれば、表示のスクロールは正しく動作します。

JAWSとPaperbackのメッセージ

Paperbackは「ページがありません。」や「この文書には音声ナレーションがありません。」といったメッセージを、アクセシビリティ通知として送ります。そのため、スクリーンリーダーは読み上げ中の内容に割り込んで、これらのメッセージを読み上げます。JAWSがこの通知を読み上げるのは、そのアプリケーションで「Accessible Notification Eventsを有効」がオンになっている場合だけで、環境によってはオフになっています。

何かを知らせるはずのキーを押してもJAWSが何も読み上げない場合は、Paperbackを前面にした状態で設定センター(Insert+6)を開き、「notification」で検索して「Accessible Notification Eventsを有効」をオンにしてください。この設定はpaperback.jcfに書き込まれるため、Paperbackにだけ適用されます。

現在対応しているファイル形式

Paperbackは次の形式と拡張子に対応しています。

キーボードショートカット

Paperbackはキーボード操作を第一に考えて設計されています。現在のショートカットは次のとおりです。

以下のショートカットはWindows版のものです。macOSで異なる場合は、対応するキーをかっこ内に示しています。これは主に、Ctrl+G、Ctrl+W、Alt+左右矢印が、macOSではシステムやアプリの慣習によってすでに別の用途で使われているためです。

ファイルメニュー

移動メニュー

ツールメニュー

ヘルプメニュー

文書ビューのその他のキー

iOS版とAndroid版

iOS版とAndroid版は、デスクトップ版と同じ読書エンジンを使っています。そのため、開ける形式も、読書位置を記憶する仕組みも同じです。iOSではVoiceOver、AndroidではTalkBackと組み合わせて使うことを前提に作られています。

文書を開く

テキストモードと読み上げモード

どちらのアプリにも、文書を読む方法が2つあります。テキストモードでは、スクリーンリーダーでテキストを読みます。読み上げモードでは、設定で選んだ音声でPaperbackがテキストを読み上げ、バックグラウンドやロック画面からも読み上げを続けます。2つのモードは「その他のオプション」メニューで切り替えます。

DAISY、M4B、MP3などのオーディオブックでは、代わりにその録音音声を再生します。

読書バー

画面下部のバーには、左から順に次のものがあります。

「再生」ボタンを上下にスワイプしても移動単位で移動できるので、「前へ」「次へ」のボタンまで指を伸ばす必要はありません。この操作だけを使う場合は、「「前へ」「次へ」ボタンを隠す」の設定でボタンを消せば、スクリーンリーダーの操作の邪魔になりません。スワイプの向きは「上スワイプで進む」の設定で決まります。

その他のオプション

そのほかの機能はすべて「その他のオプション」メニューにあります。一部の項目は、iOSとAndroidで動作が少し異なります。

キーボードとヘッドセット

キーボードを使う場合、本を開く、最近開いた文書、検索、移動、目次、単語数、文書情報、エクスポート、スリープタイマーについては、デスクトップ版と同じショートカットがそのまま使えます。iOSではCtrlの代わりにCmdを使います。見出しやページ、リンクなどを移動する1文字のキーも同様に使え、Spaceで再生と一時停止ができます。iOSでは、VoiceOverの1文字クイックナビゲーションがオフのときだけ、1文字のキーがPaperbackに届きます。

Androidでは、ヘッドセットのボタンを1回押すと再生と一時停止、2回押すと次へ移動、3回押すと前へ戻ります。

対応言語

Paperbackは多くの言語に翻訳されており、対応する言語は今も増え続けています。以下がその一覧です。

翻訳に参加する方法は、翻訳ガイドを参照してください。

クレジット

開発

寄付

以下の方々から、Paperbackの開発に対して寄付をいただきました。寄付をしても自動的にここへ名前が載るわけではなく、公開を希望された方だけを掲載しています。

補足:GitHubで公開のスポンサーになっている場合は、この一覧に自動的に掲載します。

変更履歴

バージョン1.0

1.0は、Windows、macOS、Linux、iOS、Androidの5つのプラットフォームすべてで提供する最初のリリースです。iOS版とAndroid版はApp StoreとGoogle Playで公開しています。

追加

全般
新しい形式
OCR
ナビゲーション
オーディオブック
最近開いた文書
PDF文書
Webビュー
表示
pb

修正

全般
ナビゲーション
オーディオブック
PDF文書
MOBI/AZW3の書籍
Webビュー
そのほかの形式

iOS版とAndroid版

iOS版とAndroid版は、デスクトップ版が対応するすべての形式を開けます。さらに、次の機能があります。

バージョン0.9.2

バージョン0.9.1

バージョン0.9.0

追加

全般
プラットフォーム対応
「すべての文書」ダイアログ
オプションと表示
ナビゲーション
しおり
単語数
キーボードショートカット
言語
エクスポート
更新
Webビュー
DAISY図書
オーディオブック
CHM文書
PowerPoint

修正

全般
「すべての文書」ダイアログ
ナビゲーション
しおり
表示
Webビュー
更新
DAISY図書
RTF文書
Mobi/AZW3の書籍
Word文書
HTML/XHTML文書
PDF文書

バージョン0.8.5

バージョン0.8.2

バージョン0.8.1

バージョン0.8.0

バージョン0.7.0

バージョン0.6.1

バージョン0.6.0

バージョン0.5.0

バージョン0.4.1

バージョン0.4.0

バージョン0.3.0

バージョン0.2.1

バージョン0.2.0

バージョン0.1.0